サイネックス・マガジン

わが街ポータル『まつえナビ』が島根県広報コンクール広報企画部門で入選!

目次
  1. 広報コンクールとは?
  2. 『まつえナビ』の特徴
  3. わが街ポータルでの情報発信を検討してみませんか

1. 広報コンクールとは?

こんにちは! サイネックスマガジン編集部の島Dです。主に地域行政情報誌『わが街事典』をはじめとした紙媒体の編集をしています。

さて、今回は以前に紹介したわが街ポータルで展開している『まつえナビ』が、島根県の広報コンクール広報企画部門で入選し、さらに全国コンクールにも推薦されることになったので、その報告をしたいと思います。

まつえナビのサイト

令和6年島根県広報コンクール入賞作品の決定

島根県広報コンクールは、島根県が主催しているコンクールです。
5つの部門(1.広報紙 2.ウェブサイト 3.広報写真 4.映像 5.広報企画)が設けられ、県内自治体の広報活動の向上に寄与することを目的としたものです。

コンクールの入賞作品のうち、特に優れた作品は、(公社)日本広報協会主催の全国広報コンクールに出品されることとなっているため、

「全国に向けて松江市を知っていただくチャンスなので、職員のモチベーションアップにつながる」(松江市 政策部広報課)
ものだそうです。


松江市は令和6年度のコンクールで5部門のうち、「ウェブサイト部門」「映像部門」「広報企画部門」の3部門で入選となりました。そのうちの「広報企画部門」でわが街ポータル『まつえナビ』が入選を果たしました。
 

さて、わが街ポータルとはサイネックスで展開している官民連携事業のひとつで、住民参加型シティプロモーションサイトです。松江市をはじめ15自治体で展開しています(2025年3月末時点)。『わが街事典』と同じく、地元事業者の協賛でサイト構築を行っているので、制作にかかる公費負担はゼロにおさえることができるのが大きな特徴です。

イメージとしては、口コミサイトとシティプロモーションサイトがミックスしたもので、“地域住民が情報を発信して、地域を盛り上げていく”というコンセプトです。

口コミサイトの機能としては「各種イベント」「おすすめ情報」「求人情報」があり、シティプロモーションサイトの機能としては「観光情報」と「特産品情報」があります。

それでは、『まつえナビ』の特徴を紹介していきますね。



2.『まつえナビ』の特徴

『まつえナビ』は県内初の「市×市民×地元企業」でつくるシティプロモーションサイトとして2023年9月からスタート。当初はこれまでの「わが街ポータル」と同じく、口コミサイトである「各種イベント」「おすすめ情報」「求人情報」と、シティプロモーションサイトである「観光情報」と「特産品情報」で運用をはじめました。

その後、2024年6月からはじめたサービスが「まつえファンブログ」です。「まつえファンブログ」は、市内事業者がホームページやSNSで発信したイベント情報やおすすめ情報を『まつえナビ』の運営事務局がピックアップして記事化するものです。市内の事業者はエントリーさえすれば、記事の作成から発信までが行われる便利なサービスといえます。

この記事作成・発信サービスは、サイネックスとしても新たな取り組みでした。これらの取り組みが相まって広報コンクールで評価されたといえます。

市内事業者や団体が登録してから、SNSなどで情報をアップすると、
そのサイト情報をもとに右のような記事として紹介されます。

講評では、

「行政からの一方的な情報発信だけではなく、市民からも情報発信・投稿できる地域全員参加の情報共有サイトとして独自性・有効性の高い企画と感じた。広告掲載費でサイト運営をしている点も評価が高い。
自治体公認サイトでありながら、自由に投稿できる場であるため、投稿の真偽や管理が重要となってくる。
事業者の情報発信について、HPやSNSの情報を流用して掲載する「まつえファンブログ」という取り組みは、事業者の負担を軽減することができ、大変よい」

と評価されていました。わが街ポータルとともに「まつえファンブログ」の特徴がしっかり評価されていてうれしいですね。


「まつえファンブログ」制作担当のまつさんも「賞を獲るとは思っていなかったのでうれしいです。しかも全国コンクールに推薦までされるので、がんばった甲斐があったと思いました。特に『まつえファンブログ』は、わたしたち制作スタッフが記事作成をして1日に一回 は更新していたので、報われたなと思いました」と喜んでいました。


松江市政策部広報課からは次のようにコメントをいただきました。

「松江市としては『ウェブサイト部門』『映像部門』『広報企画部門』の3部門で入選することができ大変うれしく思っております。『ウェブサイト部門』『広報企画部門』につきましてはサイネックス様のご協力あってこその入選です。誠にありがとうございます。
今後も、よりわかりやすく、魅力ある情報発信を行っていけるよう創意工夫をこらしながら広報活動を行っていきたいと思います」



3.わが街ポータルでの情報発信を検討してみませんか

実はこの「ファンブログ」はまだ実証実験を始めたばかりのサービスです。

わが街ポータルそのものが、運用をスタートさせたばかりのものなので、今後もさまざまなサービスが追加されることも想定されます。言いかえると、Webでやってみたい情報発信があれば、わが街ポータルを利用してトライすることもできるといえます。

松江市広報課のお仕事は、

 ・毎月1日の広報松江の発行
 ・松江市HP、わが街ポータル(まつえナビ)の運用
 ・SNSの配信等

が主なものだそうです。このほかに

 ・松江市の魅力発信による知名度の向上
 ・シビックプライドの醸成を目的とした事業

も行うようになったと言います。例えば、松江市のPRキャラクターの制作や連続テレビ小説「ばけばけ」の放映開始を契機とした松江市の魅力発信などです。

情報発信は多くのチャネルを活用してさまざまな層に届けてこそです。わが街ポータルやわが街事典など紙とwebの情報ツールを提供しているサイネックスとの協働事業は、公費負担もない事業なので、住民・事業者とともにトライエラーを繰り返しながら育てていけば、情報インフラとして十分に活用できるサイトになっていくことでしょう。

住民・事業者参加型の情報発信ツールとして、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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