効果抜群! 日本各地のシティプロモーション成功事例集
日本各地のシティプロモーションが成功を収めた事例を集めました。シティプロモーションの効果や魅力、目的を達成する方法について、具体的な方法をご紹介していきます。
本記事では、特設サイトやエンタメ要素を活用したプロモーション事例、デジタルサイネージの活用事例など、さまざまな取り組みを紹介していきます。地域の活性化につなげる方法を検討するヒントとして、ご活用ください。
おもしろい! シティプロモーション特設サイト事例
シティプロモーションの取り組みにおいて、特設サイトは重要な役割を果たします。そこで今回は、おもしろいシティプロモーション特設サイト事例を4つ取り上げ、地域の魅力や活性化につながったポイントを紹介します。
【群馬県高崎市】地元の古い飲食店紹介サイト「絶メシリスト」
群馬県高崎市の「絶メシリスト」は、地元の古い飲食店を紹介するサイトで、まちの魅力を発信する目的で企画されました。高崎市には昔から続く老舗や隠れ家的なお店が多く、これらの魅力を活用することで観光客誘致につなげる戦略です。
この取り組みは高い注目を集め、2018年の「全国市町村広報大賞」で優秀賞を受賞しました。また、地元住民や観光客からも好評で、訪れた人が実際にお店を利用し、地域の活性化につながる成果が出ています。
【千葉県流山市】母・父たちのライフスタイルサイト「ながれやまStyle」
「ながれやまStyle」は、千葉県流山市の子育て世代向けに情報発信を行うライフスタイルサイトです。子育てを楽しむイベントや情報が発信され、地域で子育てをする親たちがつながりをもつことができます。
人口減少や過疎化が進む中、地域に定住する若い世代を増やす効果が期待されています。実際に、地元住民による口コミやSNSでの拡散が行われ、地域の認知度やイメージ向上につながっているのです。
【長野県佐久市】素敵な活動を集める「佐久平地域まるごとキャンパス」
長野県佐久市の「佐久平地域まるごとキャンパス」は、地域のさまざまな企業や団体が取り組む活動情報を集めて発信するプロジェクトです。活動を紹介し、地域住民や来訪者の理解や参加を促しています。
この取り組みは、シティプロモーションアワードで金賞を受賞し、全国的に注目されています。地域の活性化や課題解決につながる成果が上がっており、他地域へのモデル事例としても期待されているのです。
【山口県下関市】 地元ならではの気づきを集める「しもしもっ!」
「しもしもっ!」は山口県下関市が運営するシティプロモーションサイトです。このシティプロモーションサイトの特徴は、地域企業がスポンサーになっている点です。スポンサーとして名を連ねている企業は50社以上に上ります。
地域の暮らしやイベント、魅力に関する情報だけでなく、企業広告も表示されています。企業としては、地域のためのサイト運営を支援している会社としての認知を得ることができ、自治体としては運営費にかかるコストを抑えられるため、双方にメリットがあります。
注目度大! エンタメの力を活用したシティプロモーション事例
エンタメを活用したシティプロモーションは、来訪者が地域を楽しみ、自治体が魅力を発信し、制作サイドがプロモーションを肩代わりしてくれることで、すべての関係者にメリットが生まれます。
集客力のあるコンテンツを活用することで、地域に新たな価値を生み出し、来訪者や住民に愛される街づくりが実現できるでしょう。
【香川県】ポケモンのキャラクターを活用「ヤドンパラダイス」
香川県では、ポケモンのキャラクターを活用した「ヤドンパラダイス」が開催されています。この取り組みでは、キャラクターをデザインした特産品の開発や、地域巡りを促進するマンホールカバーアートが展開されています。
その結果、観光客が増加し、地域の活性化につながっています。キャラクターコンテンツをうまく活用することで、地域の魅力を伝える力がさらに向上し、より多くの人に愛される地域づくりを推進しているのです。
【北海道】ゴールデンカムイで歴史と文化を巡る「スタンプラリー」
北海道では、人気マンガ『ゴールデンカムイ』を題材とした「スタンプラリー」が開催されました。このイベントでは、作品に登場する歴史や文化を体感しながら、参加者が地域を巡ることができます。
結果として観光客が増加し、地域の活性化に寄与するだけでなく、地域に対する深い理解を促進する役割も果たしました。このように、エンタメ要素を取り入れたシティプロモーションは、地域の魅力を多くの人に伝える効果的な方法であり、今後も注目されると考えられます。
豊富な情報量! デジタルサイネージの事例
デジタルサイネージは、販促や広告、情報発信に最適なツールです。そのメリットは、豊富な情報量と魅力的な映像表現が可能であることでしょう。また、リアルタイムで内容を更新でき、顧客に対して即座に情報提供ができます。デジタルサイネージの事例を紹介します。
【徳島県板野町】官民協働で道の駅に設置
徳島県板野町では、官民協働で道の駅にデジタルサイネージを設置しています。その目的は、地域情報や観光情報を効果的に発信することです。サイネックスが設置を支援し、最新の技術とノウハウを活用しています。このデジタルサイネージの設置により、観光客に魅力的な情報を提供できるだけでなく、板野町は運営コストを削減できました。
【千葉県佐倉市】大型ショッピングモールに設置
千葉県佐倉市の大型ショッピングモールにも、デジタルサイネージ2面が設置されています。幅広い層に、暮らしの利便性向上や観光情報などの地域の魅力、地域の最新情報を伝えることを目的としています。
紙の印刷物やWeb媒体では、情報伝達タイムラグがあるのと、興味がある人にしか手に取って読まれない課題がありました。デジタルサイネージのメリットである、さまざまな人の目に留まりやすく、タイムリーに情報発信できる点が重視されています。市役所内よりも人の目に触れやすい場所であるため、より効果的に情報発信することが可能です。
サイネックスが支援しており、民間企業からスポンサーを募って設置しています。企業は自社広告を出すことが可能で、ショッピングモールなので、多くの人に見てもらえるメリットもあります。
まとめ: シティプロモーション成功事例から学ぶ、地域活性化への道筋
シティプロモーションは地域の魅力を地域内外に発信し、愛着を感じてもらう取り組みです。魅力を発信する方法はさまざまで、特設サイトやコンテンツ活用、デジタルサイネージなどがあります。
サイネックスは官民協働で、地域企業と自治体が一緒になって、シティプロモーションを行う取り組みを支援しており、今後も継続的に日本全体のシティプロモーションを盛り上げていきます。