サイネックス・マガジン

観光資源とは?観光客を呼ぶアイデアと事例

目次
  1. 観光資源とは?
  2. 観光資源に数えられるものって?
  3. 観光資源がない…観光客を呼ぶアイデア5選
  4. 観光資源を有効活用した地域事例
  5. 観光資源でさらに観光客を呼び寄せよう

人が旅行するのには理由があります。たとえば美味しいご当地グルメを食べたいといった欲求。それ以外にもその土地にしかないような景色だったりするものです。人がその地を訪れたいと思えるような理由を作れば、観光客を呼び寄せられると言っても過言ではないでしょう。

しかし観光資源についてピンと来ない方も多いはずです。そこで観光客を呼び寄せるためのアイデアについて紹介します。



観光資源とは?

観光資源とは人々がその地を訪れるための動機になるような資源のことを指します。観光客が感動するものや人々を呼び寄せるのにふさわしいものが、観光資源とよべるでしょう。実際に公益財団法人 日本交通公社による観光資源の定義は以下です。
 
観光資源とは、人々の観光活動のために利用可能なものであり、観光活動がもたらす感動の源泉となり得るもの、人々を誘引する源泉となり得るもののうち、観光活動の対象として認識されているものである。


観光資源に数えられるものって?

日本ではこの観光資源をいくつかのランクによって分類しています。観光資源に数えられるものについて具体的なものを見てみましょう。


特A級資源

日本のイメージの基盤と言えるものです。たとえば富士山や白川郷合掌造り集落などがこれにあたります。世界に自慢できるようなものであり、日本人が誇らしく感じるようなアイデンティティを強く示すもの、かつ一度は見てみたいものとしてこのランクがあります。


A級資源

特A級の次に素晴らしい観光資源です。たとえば芦ノ湖や浅草寺などです。日本らしい風景であることやその地を訪れた際に、一緒に寄りたいスポットとして候補に入ってくる場所が多いです。


特別地域観光資源

その地を訪れた際に寄りたくなるような場所です。多くの山岳や高原、海岸などが選定されていて、たとえば九十九里浜、白糸の滝などが該当しています。一度はどこかで耳にしたこともあるスポットではないでしょうか?


観光資源がない…観光客を呼ぶアイデア5選

地域によっては、日本全国や世界に誇れるような観光資源がない場合もありますよね。このような場合に観光客をどのように呼ぶべきなのでしょうか。そこで観光客を呼ぶアイデアについて紹介します。


田舎をあえて活用する

海外の観光客においては、旅行滞在日数が長期にわたるのがポイントです。日本より休暇が長く景気が良い国では1ヶ月などの長期滞在をする観光客もいます。

このような観光客は、長きにわたってその土地に暮らすように過ごします。田んぼで農家の人の話を聞きながら食事をしたり、囲炉裏を囲んで焼き魚を食べるなど日本らしい生活を提供することで観光客を呼び寄せられるでしょう。

田園風景にトンボ、茅葺屋根の風景は日本に住む人でもどこか懐かしく、昔ながらの景色でありながら近頃は見ることがなくなった貴重な風景だと感じるでしょう。

このように時代が流れているからこそ真新しくなったような文化や風景を観光資源として盛り込むのがおすすめです。


アニメなどの聖地をコース化

日本はともかく、世界においてもアニメーション技術が注目されています。インターネットが普及した今は、アニメにとどまらずゲームでもその風景や文化が注目されていて、世界には日本を訪れてみたい人がたくさんいます。

その土地が舞台となったアニメなどを聖地としてコースに取り入れてみるのもおすすめです。拡散しやすくするために限定のアニメグッズなど、アニメ聖地らしい工夫を凝らすのが良いでしょう。


SNSの運用で口コミを拡散できる仕組みを

お土産屋さんや絶景スポットにハッシュタグを用意して、訪れた人がSNSで拡散してくれる仕組みを作りましょう。写真を撮って拡散してもらえると、SNSでみた人も景色や雰囲気が理解できて、より訪れたくなります。

映えた写真を撮ってもらえるように、カメラの設定やポーズなどを具体的に提示するのがおすすめですよ。


観光客に優しい情報整備を

実際にその観光地を訪れても、絶景スポットまでの道のりがわかりにくかったり、案内板が古くて情報として不十分であれば、観光客が遠のいてしまいます。

何か困った際に、今はスマホで調べる時代です。この時しっかりとお店の位置情報やサイトなどが整備されていないと、顧客は「実在するのか?」と不安になることでしょう。

しかし全てのお店がWebサイトの整備を早急に進められるわけではありません。

そこで、サイネックスの「わが街Mapping」がおすすめです。

「Googleビジネスプロフィール(Google検索、Googleマップに表示されるお店の情報)」の登録をはじめ、管理と運用を代行してくれるサービスになります。 

これならすぐにきちんとした情報整備ができるほか、検索エンジンの上位に表示されやすく顧客の取りこぼしを防止できるでしょう。

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地域住民の意見も聞く

行政が観光に使えると認識していないスポットや現象が見つけられるかもしれません。実際にあるホテルでは、ホテルの従業員の証言やアイデアをヒントに目玉となる施設を作ったケースもあります。

地域住民がおすすめしているようなご当地グルメやスポットを観光ブックとしてまとめるのも良いアイディアでしょう。

地域行政情報誌『わが街事典』

シティプロモーションサイト『わが街ポータル』



観光資源を有効活用した地域事例

滋賀県
自転車で琵琶湖一周または滋賀県内各地の観光地、景勝地等を周遊する「ビワイチ」に取り組む。宿泊につなげるサイクルツーリズムを推進。

琵琶湖だけでなく、県内各地をサイクリングで周遊して、観光地や景勝地を楽しもう。

「ビワイチ」公式ウェブサイト

※「ビワイチ」とは琵琶湖一周の略称です。




観光資源でさらに観光客を呼び寄せよう

観光資源がないからと言って、観光客の呼び寄せを諦めていませんか? まずはその地域でどのようなグルメやスポットがあるのかをヒアリングしてみましょう。そしてどのように売り出していくのかプロモーションを考えるのがおすすめです。

あまり費用がかからないところから観光客に便利な設備を整備していくのも必要でしょう。


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